今回は、「缶スプレー」と、
当ブログでもお馴染みの「イージーペインター」を比較して、
イージーペインターのメリット・デメリット を紹介していきたいと思います。
僕自身、以前は缶スプレーでの塗装をしていたのですが、
結局今はイージーペインターでの塗装に落ち着いています。
この記事では、
僕が缶スプレーからイージーペインターに移行した具体的な理由 の他に、
缶スプレーとイージーペインターの 仕上がりの違いを比較 します。
そして、缶スプレーでの塗装がいかにコスパ悪いか を、
体験談をもってお話ししていこうと思っています。(笑)
なので、以前の僕みたいに、
缶スプレーしか使ったことがない方は、必見ですよ!!
おそらく、今まで缶スプレーで塗装してきたのを後悔することになると思います。
僕が初めてイージーペインターを使った時も後悔しましたから。
また、最後には、正規品のイージーペインターを買うよりも、
簡単に自作することで安く済ませる方法 なども
紹介しているので、そちらもぜひチェックしてみてくださいね。
イージーペインターが優れているところ
さっそく、「缶スプレー」と「イージーペインター」を比較して、
イージーペインターの良いところを語っていきたいと思います。
なるべく分かりやすくするように箇条書きスタイルで行きますね。
その1.調色することができるところ
まず、1つ目のメリットは、調色することができるところ です。
これは、イージーペインターの一番の特徴と言っても過言ではございません。
イージーペインターはエアブラシと同じように、
瓶の塗料を希釈して使用する ため、
自分で好きな色を調色することができるんです。
それに比べ、缶スプレーはメーカーから発売されている色に限られるため、
色のバリエーションはどうしても少なくなってしまいます。
つまり、イージーペインターなら色の種類は 無限大 ですよ。
その2.綺麗に塗装することができるところ
2つ目のメリットは、綺麗に塗装することができるところ です。
初めてイージーペインターを使ったとき、マジで驚きました。
缶スプレーと原理はほとんど変わらないのに、
圧倒的に缶スプレーより塗装の仕上がりが綺麗 だったのです。
参考までに、まず、僕がすべて 缶スプレー で全塗装した
「キャンディ塗装仕上げのザク」を見ていただきましょう。
一見、綺麗にできているように見えますが、、、
シールドのところや、
ふくらはぎのところなどなど、
ところどころに 液だれ や 気泡 が入ってしまって、
実物を見てみるとそこまで綺麗な仕上がりとは言えないんですよね。
それに比べて、イージーペインターでの塗装 はと言うと、、、
こんな感じ。
これは、初めてイージーペインターで塗装した
「キャンディ塗装仕上げのシャア専用ズゴック」です。
圧倒的に缶スプレーの塗装面よりも綺麗だと思いませんか?
初めて使ってみて、これだけ満足のいく作品ができたので、
それ以降は缶スプレーを使うことはなくなりましたね。
その3.費用を抑えることができるところ
そして、3つ目のメリットは、
本格的にイージーペインターに移行したきっかけでもあります。
イージーペインターは缶スプレーと比べると、
ランニングコストがかからない んですよね。
それは、エアブラシ同様、瓶の塗料を希釈して使用するからです。
それに比べ、缶スプレーって
高いくせに、容量が少ない んですよね。。。
僕みたいにキャンディ塗装などの手間がかかる塗装を好んでやる人は、
結構な量の缶スプレーを用意しないといけません。
参考までに、先ほどの「キャンディ塗装仕上げのザク」を
塗装するのに使用した缶スプレーの本数はというと、、、
10本ほど でした。
キャンディ塗装は重ね塗りの回数が多いので、
これくらい使用してしまいました。
缶スプレーって、1本あたり450円くらいしますので、
合計金額は 約4500円 ほど 。
なんと、HGのガンプラ1体をキャンディ塗装するのには、
キット代の約4倍くらいの塗料費 がかかってしまったのです。。。
しかも、仕上がりはイマイチ。。。
それに対して、イージーペインターで塗装した
「シャア専用ズゴック」に使用した 瓶塗料は7本くらい でした。
1瓶あたりは、100~200円程度で、
希釈用の溶剤などを合わせても、2000円はしないくらい です。
しかも、すべての塗料を使いきったわけではないので、
実際にはもう少し安上がりだと思います。
つまり、缶スプレーで塗装するよりも、
イージーペインターで塗装した方が、
2倍以上お安く塗装すること ができるのです。
お安い上に、綺麗に塗装できるので、
イージーペインターの方が圧倒的にコスパが良い!!
・調色することができる
→ 塗装できる色の種類は無限大
・綺麗に塗装することができる
→ 薄く、細かく塗装できる
・費用を抑えることができる
→ 瓶塗料を使うので、ランニングコストが低め
イージーペインターが劣っているところ
イージーペインターのメリットばかりでは、なんだか胡散臭いので、
次は、イージーペインターのデメリット を正直に
紹介していきたいと思います!!
その1.洗浄をしなければならないところ
まず、1つ目のデメリットは、
洗浄をしなければならないところ です。
このように、イージーペインターを使用した後は、
塗料が出る部分が汚れます。
そして、塗料を吸い上げるノズルの部分も、
当然汚れるので、これらの部分を洗浄する必要があります。
塗装するたびに、洗浄をしないといけないので、
缶スプレーよりも手間はかかってしまいます。
まぁ、それでもエアブラシの洗浄ほど面倒でも、繊細でもないので、
そこまで神経質になる必要はないですし、簡単ですのでご安心を。
その2.塗装する前に準備が要るところ
2つ目のデメリットは、
塗装する前に準備が要るところ です。
準備と言うのは、先ほどメリットの1つ目で挙げた「塗料の調色」です。
様々な色を塗ることができる点ではメリットとして考えられますが、
塗装する前に、必ず塗料の希釈をしなければならないと考えると
デメリットとしても捉えることができます。
イージーペインターの希釈は、
基本「塗料:溶剤=1:1」でOKなので、
難しいことはないんですけどね。
エアブラシだと、希釈の割合はそんなに単純ではないので、
まさに 缶スプレーとエアブラシの良いとこ取り って感じです。
以上がイージーペインターのデメリットです。
・洗浄をする必要があること
→ エアブラシほど面倒ではない
・塗装前準備が要ること
→ 基本「塗料:溶剤=1:1」でOK
まとめ
いかがでしたでしょうか?
イージーペインターの魅力が伝わってくれていたら嬉しいです。
最後に、今回の記事の内容を簡単にまとめると、
缶スプレーよりも、お安く、圧倒的に綺麗に塗装ができる こと。
さらに、自分好みの色を調色することができる ことです。
缶スプレーよりも、塗装前と塗装後に、希釈と洗浄という手間が増える こと。
今まで缶スプレーでしか塗装したことなかった人は、
ぜひ一度試してみてください。
まだ塗装したことがないよって人は、
缶スプレーよりコスパの良いイージーペインターを
いきなり導入することをオススメします。
イージペインターは簡単に安く自作できる
とは言っても、缶スプレーと違って、
イージーペインターを導入するには 初期投資 というものがかかってしまいます。
ガイアノーツから発売されているイージーペインターの定価は、
1500円(税別) です。
さらに、塗装するのに必要な専用のスペア缶は、
80mlで 1600円(税別) もかかります。
これじゃ、
「缶スプレーのランニングコストとそこまで差が出ないんじゃないの?」
って思う方もいるかもしれません。
確かに、ガイアから発売されている容量が少なくて
値段の高いスペア缶を消費していたら、
最終的に缶スプレーとは費用が変わらないかもしれません。
ですが、ご安心を!!
イージーペインターはガイアノーツから出ている正規品を購入するよりも、
安く自作することができるんです!!
しかも、全く同じ性能なのです。
こちらの「SOFT99 スペアキャップ」と、
大容量かつ安い、「エアーダスター缶」を組み合わせることで、
このような、よりコスパの良いイージーペインターを作ることができます。
しかも、自作と言っても、ただはめ込むだけなので、
めちゃくちゃ簡単なんです!!
詳しい自作方法は、こちらの記事に書いてあるので、
少しでもイージーペインターが気になった方は要チェックですよ!!