「理想のヤスリを求めて」シリーズ 第2弾!!
前回は「やすりの親父」を 使用レビュー しましたが、
自分には合わなかったようで。。。
第2回である今回は、
こちらの「ウェーブ ヤスリスティック」を
試してみたいと思います。
開封レビュー
今回、実際に購入したものは、
「ウェーブ ヤスリスティック ハード 細型 #400」と
「ウェーブ ヤスリスティック ソフト 細型 #600」です。
右がハードの400番、
左がソフトの600番です。
アップで見てみると、
こちらが ハードの400番 で、
こっちが ソフトの600番 です。
手の大きさとの比較にもなると思います。
お気づきの方もいると思いますが、
400番と600番でセンターラインが違います。
ハードが赤で、ソフトが黒 のライン。
さらに、 番手によっても線のパターンが異なります!!
(使い慣れないと、一瞬で判断できないかも)
ハードとソフトで 厚さの違い も見ていきましょう。
ハードの方 は、
あて木にそのままヤスリが貼ってある感じ で、
ソフトの方 は、
あて木とヤスリの間に薄いスポンジ が挟まっていました。
両方の しなり具合 も見ていきます!!
ハードを曲げてみた結果がこちら。
真ん中のプラが割れない程度に力を入れて、
これくらいなので、結構固め だと思います。
続いて、ソフト。
明らかに、ハードよりも曲がっています。
間のスポンジによって、ヤスリがクシャっとなっていますね。
曲面でもパーツに沿ってくれそうです!!
使用レビュー
それでは、実際に使用していきます!!
今回は、こちらの 2連続ゲート を一気に処理していきます。
まずは、ハードの400番から。
このように、完全にゲートを消し去ることが出来ました!!
このままでは ヤスリ跡が気になる ので、
ソフトの600番で整えます。
最終的には、このような仕上がりになりました!!
ハードはもちろんのこと、
ソフトの方も切削力は十分あります。
ついでに、もう1か所のゲート処理も。
青色の成型色 で、
さらに 特大なゲートが2つあるパーツ です。
たまに、「これパーツの一部か?」っていうほど
大きいゲートってありますよね。それです。(笑)
先ほどと同じ要領で、
「ハード400番→ソフト600番」の順で
処理した結果がこちら。
こちらも、綺麗さっぱり
特大ゲートを消すことができました!!
さて、最後に気になる「目の詰まり」ですが、
20パーツほど削った後でこんな感じ でした。
自分が思っていたよりも、
目が詰まりにくかった印象です!!
総評
最後に、使ってみた感想 と
個人的なレビュー をしていきたいと思います。
まず、ヤスリスティックの「良い点」から。
◆共通
・サイズが小さく、扱いやすい
・切削力が十分ある
・貼り替えの必要がない
・目の詰まりはそこそこ遅い
◆ハード
・平面やエッジをだせる
◆ソフト
・曲面のゲート処理や表面処理が出来る
・平面もまぁまぁ行ける
続いて、ヤスリスティックを使ってみて、
「個人的に気になった部分」をまとめました。
◆共通
・ヤスリの番手が分かりづらい
→ センターラインのパターンを覚える必要あり
・1本あたり約50円と、ランニングコストがかかる
・狭い部分には入り込めない
◆ハード
・曲面には向いていない
◆ソフト
・綺麗な平面を出すのには向いていない
結論、こちらの「ヤスリスティック」は、
「理想のヤスリ」暫定1位です!!
個人的に、もの凄く使いやすくて、
ゲート処理もラクラクでした!!
特に、「ハード400番→ソフト600番」の組み合わせが
非常にスムーズにゲート処理をすることができてGood!!
どちらかと言うと、ソフトの方が使い勝手が良かったかなぁ。
まだ使ったことない方は、絶対試す価値ありですよ!!
これ以上に使いやすいヤスリがあるかもしれないので、
まだまだ「理想のヤスリ」探しは続きます!!