「理想のヤスリを求めて」シリーズ 第3弾!!
前回は「ヤスリスティック」を 使用レビュー しましたが、
個人的に非常に使いやすかったです!!
しかし、ヤスリスティックにも弱点がありまして、
消耗品で値段もお高め なので、
「ランニングコストがかかる」ことと、
「狭い部分には、入り込むことができない」こと。
第3回である今回は、
これらを 一気に解決してくれそうなヤスリ である
「金属ヤスリ」を試してみたいと思います。
開封レビュー
今回、実際に購入した金属ヤスリは、
「タミヤ ベーシックヤスリセット(細目)」です。
タミヤからは、いくつか金属ヤスリが出ていますが、
セットになっていて、細目タイプ のものをチョイス。
今まで金属ヤスリは使ってこなかったので、
3種類の金属ヤスリ が試せるのはありがたい!!
他にも、金属ヤスリがセットになっている商品はあったのですが、
ネットで評価やレビューなどを見たところ、
結構評判が良かった「タミヤ」のものにしました。
こちらのセット内容ですが、
「平」、「半丸」、「丸」の3つです。
1つずつピックアップしてみましょう。
1つ目は、「半丸」。
若干、先端が曲がっている気もしますが、
大目に見ましょう。(笑)
2つ目が「平」。
そして、最後が「丸」。
これは、かなり狭い部分にも入り込めそうです。
こちらも、若干ではありますが、
先端が歪んでました。(笑)
それぞれを先端から見せようと、
写真を撮ってみましたが、
伝わりづらい写真しかとることが出来ませんでした。(汗)
半丸は、下側が平面 で、上側が丸く なっていることを
伝えたかっただけです。(笑)
使用レビュー
それでは、実際に使用していきます!!
まずは、こちらのゲートを
「平」を使って処理してみます。
比較的細い金属ヤスリなので、
慣れていないこともあり、扱いが難しかった です。
▲ 慣れていないこともあり、ぎこちない使い方に
四苦八苦しながら、なんとかゲートを消すことができました。
削り跡が非常に綺麗 なのも驚きです!!
慣れるまでは、平等なレビューが出来ないと思い、
ひたすらゲート処理を続ける筆者。。。
▲ お次は、「半丸」で挑戦
「半丸」を使って、ゲートを消してみたのですが、
「平」よりも圧倒的に使いやすかった!!
「半丸」よりも「平」の方が若干しなりがあって、
扱いが難しかったんだと思います。(個人的に)
さらに、「半丸」の 良い所 は、
このような 狭い隙間にも入り込める ことです。
当然、「丸」もスイスイ入っていきます。
まぁしかし、パーティングラインを消すには、
片方が平面になっている「半丸」を使う方が良いかと。
さらにこのような、
前回紹介した「ヤスリスティック」では入り込めない部分に
ゲートがある場合などは、
期待通り、こちらの「半丸」が非常に便利!!
無駄な部分を削ることなく、
このようにゲートのみを処理できました。
さて、最後に気になる「目の詰まり」ですが、
こんな感じになりました。
武器パーツのゲート処理をした後で、この状態です。
ですが、目が詰まっただけで、
目が潰れたわけではありません。
歯ブラシなどでササっと取り除き、
このように復活することが出来ます!!
他にも 粘着テープ で削りカスを取る方法もあるようです。
総評
最後に、使ってみた感想 と
個人的なレビュー をしていきたいと思います。
まず、ベーシックヤスリセットの「良い点」から。
・狭い部分にも入り込める
・ゲートのみを削ることが出来る
・削った面が綺麗
・削りカスが出にくい
・目が詰まっても、取り除けば復活
→ ランニングコストがかからない
・グリップ付きで手を傷めない
・細目なので、失敗しても削れ過ぎない
・3本で定価660円とコスパ最強
・このセットがあれば平面・カーブを対応できる
続いて、ベーシックヤスリセットを使ってみて、
「個人的に気になった部分」をまとめました。
・慣れるまでは操作が難しい
・目が詰まるのが早い
・若干、先端が歪んでた
・広いパーツの平面を出すのは難しい
・サビる可能性がある
結論、こちらの「ベーシックヤスリセット」は、
ヤスリスティックと上手く使い分けられるため、採用!!
特に 狭い部分のゲート処理 や、
合わせ目消しなどで ゴリゴリ削りたい時 にオススメ。
ただ、毎回のゲート処理をこれでやるかと言うと、
慎重にやらないといけないので、時間がかかりそうですね。
今まで 金属ヤスリを避けていた人 は、
こちらの商品から入ってみるのがオススメ。
扱いに慣れたら世界が変わります!! マジで。
様々なヤスリを比較してスタメンを決めたいので、
まだまだ「理想のヤスリ」探しは続きますよ!!