「理想のヤスリを求めて」シリーズ 第4弾!!
前回は「ベーシックヤスリセット」を 使用レビュー しましたが、
第4回である今回は、
こちらの「FFボード」と「紙やすり」のセットを
試してみたいと思います。
開封レビュー
今回、実際に購入したものは、
「ゴッドハンド FFボードアクリル」と、
「タミヤ フィニッシングペーパー400番」です。
こちらの商品は、エピソード0 として紹介した
「リタックスティック」と同じく、
ヤスリの当て板 となる商品です。
最近は、ガンダム系MS を作っていることもあり、
「面出し」用のヤスリを探しておりまして、
「平面出しの救世主」というキャッチコピーに
惹かれて、こちらをチョイス。
サイズとしては、
「113mm x 15mm x 5mm」
となっており、
リタックスティックよりも細長いです。
〇リタックスティック
→ 「90mm x 20mm x 5mm」
〇リタックスティックハーフ
→ 「90mm x 10mm x 5mm」
〇FFボードアクリル
→ 「113mm x 15mm x 5mm」
縦幅:FFボード > リタックスティック = ハーフ
横幅:ハーフ > FFボード > リタックスティック
厚みはどれも同じ。
色は5種類で、
「ピンク・黄・緑・青・黒」となっています。
ちなみに、この色の展開は、
同メーカーの「神ヤス」と同じ種類となっています。
FFボード自体は、ヤスリの当て板 なので、
別途、ヤスリを用意して、貼る必要 があります。
「タミヤ フィニッシングペーパー」や、
「ゴッドハンド フレックスクロス布ヤスリ」
などのヤスリにサイズがピッタリ。
今回は、
皆さんお馴染みの「タミヤ フィニッシングペーパー」で
試してみることにしました!!
▲ 400番のヤスリなので、神ヤス同様「黄色」を選択
FFボードを紙やすりにあてて、
それに沿って、カッターで切っていきます。
ヤスリをカットする時は、刃の消耗が激しいので、
デザインナイフではなく、
気軽に刃を交換できる カッターがオススメ!!
無事、綺麗にカットすることが出来ました。
ちなみに、「タミヤ フィニッシングペーパー」では、
このように 12枚分 切り取ることができ、
両端に少しずつ余りがでます。
以前、「リタックスティック」用に切り出したストックと
今回切り出したストックを並べてみました。
こうして見ると、
かなりFFボードの方が細長いことが分かります。
それでは、切り出したヤスリを貼っていきましょう。
僕が愛用している 両面テープ が
ちょうど「15mm幅」だったので、こちらを使用。
このように綺麗に貼ることが出来ました!!
ちなみに、
ゴッドハンドから「FFボードアクリル専用両面テープ」
という商品が発売されています。
後述しますが、
今回 僕が使用した両面テープで十分 だと思いました。
しかも、この専用両面テープ、
かなり値が張るので、オススメしません。(笑)
使用レビュー
それでは、実際に使用していきましょう。
今回は、ゲート処理ではなく、
表面処理、特に「面出し」に使ってみます。
こちらのパーツには、
ちょっとした『ヒケ』があったので、
まずは、この面を平らに。
なるべく、グラつかないように、
親指と人差し指と薬指の 3点支持 で。
このように綺麗な平面を出すことが出来ました!!
他のパーツでも、面出しをしてみます。
明らかにFFボードで削った後の方が、
平ら ですし、エッジがシャープ になっています!!
では、最後に、シャープ化するために
ランナーを接着した部分を削っていきます。
このように、あっさりシャープ化に成功しました!!
さて、最後に気になる「目の詰まり」ですが、
いくつかの面出しをした後はこんな感じ でした。
ヤスリの粒子がほとんど取れてる!!
以前使用していた「リタックスティック」でも
このようにすぐに目が潰れていたので、
この点はあまり変わりませんね。。。
僕が使用した両面テープは、
このように綺麗に剥がれてくれたので、
貼り替えはラクラクでした!!
リタックスティックの時は、
綺麗に剥がれずに、途切れてしまっていたので、
FFボードとこちらの両面テープの相性は非常に良いみたい!!
総評
最後に、使ってみた感想 と
個人的なレビュー をしていきたいと思います。
まず、FFボードの「良い点」から。
・しなりがないので、面を綺麗に出せる
・色付きで番手が分かりやすい
・両面テープが綺麗に剥がれる
→ 貼り替えが楽
・リタックスティックよりも安い
続いて、FFボードを使ってみて、
「個人的に気になった部分」をまとめました。
・貼り替えが必要
・すぐに目が潰れる
・少しサイズが長い
・ヤスリを事前にカットしておく必要がある
「リタックスティック」の時と
気になった部分はほとんど変わりませんね。
しかし、リタックスティックよりも、
値段が安いこと と、
両面テープが綺麗に剥がれる という点で、
個人的には「FFボード」の方がオススメ!!
これから、平面出しには、
こちらの「FFボード」を使っていくことに決めました!!
ちなみに、これまでの暫定的なヤスリメンバーはこちら。
〇ゲート処理(平面)
FFボード 400番 → ヤスリスティック ソフト 600番
〇ゲート処理(曲面)
神ヤス 400番 → ヤスリスティック ソフト 600番
〇平面出し
FFボード 400番
〇狭い部分のヤスリ
ベーシックヤスリセット(細目)
この理想のヤスリを求めてシリーズは、
何をもって、完結するのだろうか。。。