今回からは、MDFボードを使って本格的な塗装ブースを自作していきたいと思います。
以前にも、衣装ケースを利用して、
簡易的な塗装ブースを作製したこと があったのですが、
実は、ずーっと納得いっていなかったんですよね。。。(笑)
この記事にも書いたように、ファン自体の「吸い込み力」はそれなりに良かったとは思うのですが、
塗装ブースの構造が悪かったせいか、「吹き返し」が多少ありました。
なので、前回使ったシロッコファンやホースなどは再利用して、新たな塗装ブースを作っていきたいと思います!!
目指す塗装ブース
今回は、「吹き返しを減らす」という目標がありますので、
それに基づいて構造を決めました。
それが、こちらの「ネロブース」と呼ばれる塗装ブースの形です。
https://www.gattoworks.net/products/detail/3www.gattoworks.net
こちらのネロブースは、以下のような形になっていまして、
斜めに仕切りがあって、上下に吸い込み口があるため、
吹き返しも上手く吸い込んでくれるという仕組みらしいです。
この商品を購入すれば、早い話なのですが、
なんと「定価53,900円(税込)」なんですよね。
学生には手が出せる値段ではございませんということで、
似たような作りの塗装ブースを自作する運びとなりました笑
MDFボード購入
これらが今回購入したMDFボードです。
サイズは「910mm × 450mm ×9mm」のものを、計3枚購入しました。
ネット通販では、あまり理想のサイズが売っていなかったのと、
値段が比較的高い気がしたので、近所のホームセンターで購入しました。
もし、同じように塗装ブースをMDFで作りたい場合は、
ホームセンターなどで、実際に材質やサイズを見て購入することをオススメしますよー!!
線引き
まずは、カットするための線を鉛筆で引いていきました。
サイズ設定は、以下のように設定しました。
天板&底板:500mm × 450mm
側板2枚:410mm × 450mm
背板:410mm × 482mm
これらの5枚の板で、箱枠を作っていく予定です。
余りは適当に調整して、仕切り板として使う予定です。
そして、天板にはファンの口に合うような正方形を、中心部にくり抜くようにしてみました。
かなり大雑把なサイズ設定なので、参考程度にしてください。
今回が「初DIY」ということをお忘れなく!!(笑)
木材カット
それでは、先ほど引いた線に沿って、ノコギリ でカットしていきます。
幸いにも、父親がDIYをやっていましたので、
実家にはノコギリなどの工具は揃っていました。(感謝)
作業場所は、実家の庭です。
木くずとかを気にせずに作業できますからね。
これらが、カッティングが終わったMDF板です。
天板のくり抜き作業は難しそうだったので、
後回しにしました~。
【鬼門】くり抜き作業
さて、最後の鬼門である「換気扇接合部のくり抜き作業」です。
僕が実際に行った方法を、参考までに紹介しておきます。
まずは、四隅にドリルで穴をあけてみました。
プラモデルで言う、「ピンバイスでの穴あけ」のようなイメージ。
穴の径に関しては、適当ですよー。
次に、実家にあった「ジグソー」という工具を使って、
線に沿って切り進めていきました。
当然初めて使用する工具だったので、緊張しましたが、
中学の授業で使った「糸のこぎり」の要領で切ることができました。
こんな感じで、無事にくり抜くことができましたー!!
最後に、もっと綺麗な直線になるように、仕上げ作業をしました。
今のところは、非常に満足のいく仕上がりとなりました。
このくり抜き作業は、無い知恵を絞って、自分ができる範囲で行った方法なので、
もっと効率の良い方法はあるかもしれません。
何度もしつこいようですが、参考程度にしてくださいね!!(笑)
ということで、すべてのカット作業が無事終了。
次回は、カットした板を接着して、箱型に組み立てていきたいと思います!!