皆さんは、こちらの 「イージーペインター」 という商品をご存知でしょうか?
この商品は、「エアブラシと缶スプレーの良いとこ取りをしたような塗装ツール」で、
ガンプラ塗装初心者 の方々に、非常に人気な商品 です。
ですが、、、実はこの商品、
正規品を買うよりも安く自作する裏技がある。。。
という噂を聞きつけましたので、
実際に作ってみて、試し塗りしてみることに。
なので、今回は「イージーペインターの自作方法」を紹介しながら、
「塗装するための準備・方法」「使用後の洗浄方法」なんかをまとめて一気に解説していきたいと思います。
自作するために必要な物
まずは、イージーペインターを作るにあたって必要なものを一覧にしてみました。
SOFT99 エアータッチ専用スペアキャップ
エアーダスター缶
↑ DME仕様のエアーダスター なら何でも。
DME仕様だと、正規品と共通規格なのでスペアキャップと結合可能らしい。
イージーペインター用スペアボトル
↑ これが、塗料を入れる部分になります。
信じられないかもしれませんが、以上の3つの商品だけ で、
イージーペインターと同じ物が再現出来ちゃいます。
むしろ本家のイージーペインターよりも、エアーの容量が多くなる ので、
断然、自作した方がコスパが良いのです!!
それでは、これら3つを使って、
実際にイージーペインター(もどき)を作ってみましょう。
イージーペインターの作り方
作り方っていうほど、複雑な工程はありませんが一応解説します。
①エアーダスターのキャップを取る
↑ こちらが今回購入したエアーダスターです。
まずは、こちらの白いキャップの部分をむしり取っちゃいましょう。
こんな状態になったらOKです。
この部分に、先ほど紹介した「SOFT99 スペアキャップ」を差し込むのですが、、、
差し込み口がこの大きさでないと、キャップがハマらないので、
「缶の規格とかよくわからん」って人は、
とりあえず今回紹介していたのと同じ物の買った方が手っ取り早いです。
というか、イージーペインターを自作しているほとんどの人が、
この商品を使っているので、安心してください。
テスト塗装
それでは、実際にこの自作イージーペインターがどれほどの実力なのかテストしてみましょう!!
今回吹き付けるのは、「ガイアノーツ Ex-ブラック」という塗料。
↑ ちなみに、隣のボトルは百均で買ったもの。
このボトルに「塗料:うすめ液=1:1」で希釈した塗料を、
あらかじめ用意しておきました。
イージーペインターでの塗装は、
「塗料:うすめ液=1:1」で希釈することが推奨されています。
特にこだわりがない人は、それに従って希釈しましょう。
そして、今回のテスト塗装の対象物はこちら。
↑ 百均のプラスチックスプーン。
いきなりガンプラに塗装するのも、怖いので。。。
それでは塗りたい塗料を、このようにボトルの部分に入れて、、、
とりあえず、さっとひと吹き。
お、おぉ。
エア圧に関しては、缶スプレーよりも激しかったので、
まぁまぁ対象物から離して吹いた方がいいと思いました。
全体に満遍なく吹いてみるとこのようになりました。
思っている以上に細かく、薄く吹くことが可能です。
塗装に関しては、かなり大満足。
ということで、後日、
イージーペインターで塗装した作品がこちら!!
ザクヘッド(キャンディ塗装&鏡面仕上げ)
慣れてくると、こんなツヤツヤな作品まで作れちゃいます。
ですが、缶スプレーとは違って使用後は お掃除をする必要があるので、
最後に、「イージーペインターの洗浄方法」も紹介しちゃいます。
掃除・メンテナンス方法
汚れる場所を確認
まずは、使用後の汚れがどこにつくのかを確認していきます。
まずは 塗料の吹き口 。
そして、ボトル本体 と 塗料を吸い上げるための ノズル。
以上、 この3点 の掃除を行っていきます。
ツールウォッシュで掃除
掃除ために用意したものがこちら。
↑ 「ガイアノーツ ツールウォッシュ」です。
こちらの「GSIクレオス ツールクリーナ―」でも大丈夫です。
一応、ガイアノーツの塗料を使った後なので、
洗浄液も同じメーカーで揃えてみただけです。
ということで、下に、掃除の手順を簡単にまとめてみました。
1.ボトルにツールウォッシュを少量入れて、ティッシュなどで口を塞ぎながら汚れが取れるまで振る。
2.1で使ったティッシュで、塗料の吹き口の汚れを拭き取る。
3.ツールウォッシュが入っているボトルをイージーペインター本体に接続し、ノズルの中が綺麗になるまで噴射。
4.ノズルが綺麗になったら、ボトルを外して、中に残っているツールウォッシュを拭き取って終了。
この掃除、思ってる以上にティッシュを使いますので、
しっかりボックスのティッシュを用意してください。
もしくは、モデラ―御用達のキムワイプがオススメです。
キムワイプは繊維が出にくいので、塗装の大敵である埃対策ができます。
あとは、このツールウォッシュの洗浄力はとても強いので、
僕みたいに皮膚が弱い方は、直接手で触れないようにした方が良いです。
この手順で掃除するとこのように綺麗になりました。
多少の汚れが残ることはありますが、そこまで心配する必要はないかと。
まとめ
ということで、今回はイージーペインターの自作方法と、
塗装方法、掃除方法をまとめて紹介していきました。
使ってみると分かりますが、このイージーペインターは、
かなりコスパ良く綺麗に塗装することが出来ます。
こんな作品や、
こんな作品などが、
エアブラシがなくても、簡単に作れちゃいます。
導入費用がそこまで高くないので、
お金をかけずに、一歩上のガンプラ塗装を楽しむことが出来ます。
この記事をきっかけに、少しでも多くの方に、
ガンプラ塗装の楽しさを知ってもらえればと思います。