器用裕福

【徹底解説】エアブラシを使わずに美しいキャンディ塗装をする方法!!

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最近のガンプラの主流は「つや消しで仕上げる」ですが、

僕は光沢があって キラキラしたガンプラが好み です。


特にジオン系MSのような流線形なフォルムには、

今回紹介する「キャンディ塗装」が超似合います!!



ただ、キャンディ塗装というのは何回もクリアー塗料を薄く重ねる必要があるので、

基本的にはエアブラシでの塗装が推奨されています。


缶スプレーでもできないことはないですが、


かなりコスパが悪く、不経済。


これは、身をもって体験しました。(笑)



かと言って エアブラシは初期投資が高い ので、

なかなか購入に踏み出せない人も多いと思います。


実は、僕もその中の1人です。(笑)



しかーし、心配ご無用。


エアブラシを持ってなくても、

これくらいのキャンディ塗装ならできちゃいます!!



ということで、今回は

「エアブラシ無しでも綺麗なキャンディ塗装をする方法」

を特別に紹介したいと思います!!

使うもの一覧

イージーペインター


これが今回の 主役 です。


少しでもコストを減らすため、僕はこれを 自作 して使っています。


缶スプレーとエアブラシの中間という感じで、

缶スプレーよりもきれいに仕上がり、エアブラシよりも初期費用が少なくて済みます。


エアブラシの購入に踏み出せない方は是非 イージーペインター を検討してみてください!!

各種塗料

黒(下地用)

ガイアノーツ Ex-02 Ex-ブラック 50ml

ガイアノーツ Ex-02 Ex-ブラック 50ml

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つや有りの黒だったらなんでもいいと思いますが、

僕は大容量のガイア EX-ブラック を使用しています。


シルバー(メタリック塗料)

ガイアノーツ Ex-07 Ex-シルバー 50ml

ガイアノーツ Ex-07 Ex-シルバー 50ml

  • メディア: おもちゃ&ホビー

黒の上に塗るメタリック塗料です。

一般的にはシルバーがよく使われますが、

上に塗るクリアーカラーに合うメタリック塗料ならなんでも良いです!!



さきほど紹介した シャア専用ズゴック を作製した時は、

こちらのクレオスの Mr.メタリックカラー GXメタルレッド を使用しましたし。

Mr.メタリックカラー GX202 GXメタルレッド

Mr.メタリックカラー GX202 GXメタルレッド

  • メディア: おもちゃ&ホビー


クリアーカラー

自分が仕上げたい色の クリアー塗料 を塗ります。


このクリアーカラーの奥にメタリックが透けることで、

奥行きのあるキャンディ塗装ができるわけです!!


もちろんクレオスのクリアー塗料でもOKですよ。

光沢クリアー

Ex-03 Ex-クリアー 50ml

Ex-03 Ex-クリアー 50ml

  • メディア: おもちゃ&ホビー

クリアーカラーの上にトップコートとして光沢のクリアー塗料を塗ります。


こちらも、 ガイアのEXシリーズ です。


クリアー塗料は何層も塗ることになるので、

とにかく大容量なものをチョイス!!


各種溶剤

ツールウォッシュ

こちらは、イージーペインターを掃除するときに使用します。

結構使うので、僕は 特大サイズ を用意しています。

モデレイト溶剤

こちらは、塗料を薄める溶剤です。


正直、どこのメーカーでもいいと思いますが、

僕はガイアの塗料をよく使うので、溶剤類はガイアで統一しています。


クレオスの塗料をよく使用する方は、クレオスで統一した方が良いかも。

成分自体は大差ないと思いますが。。。


ガイアからはメタリックマスターという溶剤もあり、

メタリック塗料を塗る時なんかは、こっちで薄めるとより綺麗に!!

調色スティック

溶剤と塗料を混ぜる時に使います。


これは他のものでも代用できそうですが、

持っておくとかなり重宝するグッズです。

コンパウンド

タミヤ コンパウンド 粗目

タミヤ コンパウンド 粗目

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こちらは、キャンディ塗装自体には、必須という訳ではありません。

ですが、より輝きを求める方は、最後にこれで磨きましょう。


仕上げに、コンパウンドを布にとって、

粗目→細目→仕上げ目

の順で磨きます。


下地まで削らないように、慎重に。

塗装マスク(※必須ではない)

TRUSCO(トラスコ) 塗装マスク DPM-77TM

TRUSCO(トラスコ) 塗装マスク DPM-77TM

  • メディア: Tools & Hardware

こちらも必須というわけではありませんが、

キャンディ塗装は塗装工程が多いので、シンナー中毒に気をつけなければいけません。


健康に気をつかうならこちらを購入することをオススメします!!



これをつけると全くシンナー臭がしなくなります。

一回つけると手放せなくなりますよ。(笑)


キャンディ塗装のやり方

準備

まずは、イージーペインターの使い方を頭に入れておきましょう。


こちらの記事でも書きましたが、

百均で売ってるようなボトルに希釈した塗料をいれておくとスムーズに使えると思います。


イージーペインターでの塗装は、1:1で希釈して吹くことが推奨されています。

特に、こだわりがない方は、素直に「1:1」で。



しかも、1:1なら簡単な希釈方法があります!!

簡単な「1:1」の希釈法
1.塗料をボトルにすべて入れる

2.空いた塗料瓶に、入っていた塗料と同じ分の溶剤を入れる

3.そのまま調色スティックで壁や底についている塗料を混ぜる

4.よくかき混ぜたら、ボトルに入れる

5.ボトルをしっかり閉めて、よく振る


かなり大雑把ですが、これで簡単に「1:1」の希釈ができちゃいます。(笑)



イージーペインターの使い方をおさえて、塗料の希釈を済ませたら、

いよいよ塗装にはいりましょう!!

塗装工程

黒塗装

キャンディ塗装の塗装工程をおさらいしていきましょう!!


まずは、メタリックの下地として黒(光沢)を吹いていきます。

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テスト塗装としてプラスチックスプーンに塗装してみました。


先ほど紹介した「EX-ブラック」を吹くと、

こんな感じでつやのある黒色になります。


EX-ブラック以外の黒でもいいのですが、つや消しの黒ではなく、

必ず「つや有り(光沢)の黒」を使うようにしてください。


光沢でないと、メタリック粒子が均等に広がらないので。

Point
黒は、メタリック塗料の発色を良くするための下地。

この時の黒は、必ず「つや有り・光沢の塗料」を選ぶ。

つや消しの黒を下地にしてしまうと、
メタリック粒子が均等に広がらず、発色が悪くなってしまう。


メタリック塗装

次にメタリック塗料を黒の上から吹いていきましょう。

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この写真は、ザクをキャンディ塗装で作った時の写真で、

缶スプレーのシルバーなのですが、これも黒の上から吹いてますので参考までに。


ちなみに、さきほども言いましたがシャア専用ズゴックを作った時には、

メタリック塗料として、クレオスのGXメタルレッドを吹きました。


その時の写真はこちら。

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要するにクリアーカラーを上から塗った時に、

金属の粒子が透けて見えればいいので、

クリアーカラーに合う色のメタリック塗料ならなんでもありですよ。(笑)

Point
次に塗るクリアーカラーにメタリック粒子が透けることで、奥行きが出る。

シルバーがよく使われているが、上に塗るクリアーの色に合えばなんでもOK。

あえて、メタリック塗料を変えてみることで、面白い色のキャンディ塗装に仕上がるかも?

クリアーカラー塗装

次に、クリアーカラーを塗っていきます。

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これは先ほどのGXメタルレッドのうえからガイアのクリアーレッドを塗った後のものです。


2,3層重ねて塗るとかなり奥行きがでて綺麗に仕上がると思います。


なので、HG1体つくるだけでも、1瓶じゃ足りないですよ。(汗)


特に、イージーペインターや缶スプレーは無駄吹きが多いですから。


そこがエアブラシと比べた時の弱点の1つでもありますね。


クリアー塗装

そして、最後にこの上からEX-クリアーでコーティング。


見た目がとくに変わらないので写真はありません。(笑)


この後、コンパウンドで磨くか、そのまま完成かによって、

どれくらい分厚く吹くかが変わってきます。


これで満足という方は、1層でも十分かもしれません。


このまま、鏡面仕上げに移る方は、念のために2、3層吹いておきましょう。


まぁ、磨く度合いにもよるので、個人にお任せするというのが正直なところ。


以上で塗装の工程は終了です。



そこまで、難易度が高いというわけではありませんが、

工程が多いため、手間がかかるということと、

1回の塗装ごとに乾燥の時間が必要なので時間がかかります。


乾燥時間は最低でも半日、僕は念のため1日は置いてます。


特に、クリアーは乾燥が遅いので。

Point
〇この後磨きたい人
→ 念のためクリアーを2,3層吹いておきましょう

〇磨くのはいいやって人
→ クリアーはコーティングのためなので、1層くらいでいいかも

塗装工程まとめ
キャンディ塗装は、塗装工程が多いので、手間と時間がかかる。

それぞれの乾燥時間は十分にとるように。

十分に乾燥していないと、下地が溶け出して大惨事に!!(経験談)


焦っても良い作品はできませんよ!!(教訓)

表面磨き

塗装は一通り終わったのですが、この後表面を磨いていきます。


磨くのはいいやって人は、この解説は飛ばしちゃってください!!



一般的にキャンディ塗装というのはクリアーを塗った段階で終わりなのですが、

コンパウンドで磨いた方が圧倒的に綺麗になります。


さきほど、紹介したタミヤのコンパウンドを、

家にある余った布や、コンパウンド用クロスに少量とって、フキフキ。


ちなみに、僕はこのクロスを使っています。

色が三色に分かれていてそれぞれのコンパウンド用に使い分けることができるので。


1つの布で違うコンパウンドを塗ると、番手が混ざっちゃって、

段階を踏んでいる意味がないので。(笑)



しっかり「粗目→細目→仕上げ目」の順で磨きましょう。


磨く時はあまりゴシゴシやらずに、優しく撫でてあげましょう。

作品は我が子のように扱うこと。(笑)


そして、下の層まで削れていないかを確認しながらやりましょうね。


ここまで磨くと冒頭に載せたズゴックぐらいまで光沢がでます。

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これ以上の光沢を求めるならば、

ぜひ 「鏡面仕上げ」 に挑戦してみてください。


鏡面仕上げでは、塗装するごとに軽く表面をヤスリで均等にしていくという修業が待っています。(笑)


今回の場合は、コンパウンドでの研磨のみなので、

鏡面モドキ」といったところでしょうか。(笑)


イージーペインターでキャンディ塗装をするときのコツ

ここまで長々とキャンディ塗装について話してきましたが、

最後に自分なりに感じたコツを紹介します。


とにかく、イージーペインターはエアブラシと違って、圧が調節できません。

もともとエアーダスター用の缶を使っているので、圧が高いです。


当然、エア圧が高いと液だれが起きやすくなってしまいます。


なので、パーツと距離を離して、一点集中に吹かないことがポイント。



でも、それをクリアー塗装の時にやると、

表面がぶつぶつして 梨地 と呼ばれるような状態になっちゃうんですよね。



なので、クリアー塗装の時だけは、

パーツとの距離を近づけて、ゆっくり吹くのが良いと思います。


目安としては、クリアー塗料が表面張力でギリギリ液だれしないっていう状態まで吹くことですかね。(笑)


そんなこと言われてもって感じですかね。

これに関しては、僕も未だに失敗しますから。(説得力)


まとめ
イージーペインターは圧が高いため、液だれしやすい。


液だれしないためには、パーツとの距離を適切に離すことと、

同じ場所ばっかり、集中して吹かないことを意識。


ただし、クリアー塗料に関しては、

表面張力でギリギリ液だれしないってくらい吹くと案外綺麗に仕上がる。


ここら辺は、経験がものを言うので、一緒に頑張りましょう!!



ということで、長くなりましたが、

以上で エアブラシを使わずにキャンディ塗装をする方法 の紹介でした!!


とにかく、このぐらいの出来でいいなら、

高い金を出してエアブラシを買わなくても平気だよっていうことを伝えたかったんです。(笑)



是非、少しでもイージーペインターに興味がでたら、導入してみてください!!