前回は、新アイテム「コーナークランプ」を駆使して、
木材を箱型に組み立てていきました。
長期スパンで制作していた塗装ブースも、
いよいよ、今回で完成いたします!!
かなり作業量は多くて長いですが、
最後まで読んでくれると嬉しいです。
仕切り板取り付け
まずは、ネロブース型塗装ブースの特徴である
仕切り板 を取り付けていきます。
このように斜めに取り付けたいので、
斜めに保持しておくための ストッパー が必要になります。
ストッパーとして使うのが、
こちらの丸棒材です。
まずは、手前の上部に木工用ボンドで接着。
一応、細い釘でも固定してあります。
次に、箱の底板に取り付けるストッパーを作りました。
家にあった角材に、先ほどの丸棒材を釘で付けた物です。
作ったストッパーを木工用ボンドで底板に取り付けました。
これで、仕切り板が保持できるようになりました!!
換気扇取り付け
続いて、換気扇を取り付けていきます。
換気扇は、前回の塗装ブースを作った時に購入した物を
再び使っていきます。
この換気扇を選んだ理由については、こちらの記事で紹介しています。
まずは、換気扇を取り付けるためのネジの位置に
鉛筆で印をつけておきます。
こんな感じに、薄く目印をつけることができました。
換気扇の取り付け方としては、
このように天板と角材の間に換気扇を挟む感じ。
下からネジで固定するという方法をとりました。
そのためのネジを選定したものがこちら。
家にあったネジなのですが、袋には、
「3.5 × 38 mm」と書いてあったので、
おそらくこのくらいのサイズかと。(テキトー)
ネジがはみ出さないか、チェックしてみました。
ピッタリサイズでGood!!
そして、角材の方も、
換気扇のサイズに合わせて短くカット。
それでは、ドリルを使って、
ネジを通すための穴を慎重に開けていきます。
MDF板は、釘やネジに弱いですから。
無事、穴を開けてネジが通るようになりました。
それでは、換気扇を実際に天板に取り付けます。
開けた穴に換気扇の穴をピッタリ合わせたら、
この上に先ほどカットした角材を置いて、
箱の内側から、ネジで止めていきます。
一見、ただ置いただけに見えるかもしれませんが、
これで、換気扇を固定することができてます!!
仕上げ
フィルター取り付け
換気扇用のフィルターを取り付ける前に、
吹き返し対策のプラ板を上部に両面テープで張り付けました。
さらに仕切り板に塗料が直接付かないように、
中央をビニールでカバー。
前回の塗装ブース作りの時と同じように、
金網&不織布フィルターを貼り付けます。
まずは、ネジの部分に強めの磁石をくっつけました。
磁石があることで、金網が張り付いてくれるという仕組みです。
そこに、不織布フィルターを挟み込んで、
磁石で張り付けています。
以上で、フィルターの取り付け完了。
楽ちんでした!!
アルミホース取り付け
それでは、最後の作業として、
換気扇に「アルミホース」を取り付けていきます。
今回新たにこちらのホースを購入しました。
前回紹介したホースも、まだ持っているのですが、
正直サイズが微妙だったので、変更することに。
しかも、新しい方は、両端にクランプが付いていて便利。
まずは、片端に前回も登場した
「排気口アタッチメント」を取り付けていきます。
そして、もう片方を換気扇の排気部分に固定。
ちなみに、今回のホースはサイズ完璧でした!!
そしたら、アタッチメントを窓の隙間に出して完了!!
これで、塗装ブース制作のすべての作業が終わりです!!
お疲れさまでしたー!!
完成品お披露目
それでは、4か月以上かけて、
作り上げた自作ネロブースのお披露目です!!
ジャジャーン!!
かなり良い感じの仕上がりになりました!!
特にこれと言った失敗もなく。
斜めからのアングルだとより良い感じ!!
(隣のカラーボックスには積みプラが。。。)
そして、隣には、モデラ―御用達の山善の乾燥器を設置。
こちらの換気扇はコンセントを挿すと電源が入ってしまうので、
個別スイッチ式の延長コード を使うことで、
オンオフをコントロールできるようにしてあります。
前回作った塗装ブースよりも、
「性能&見た目」ともに完成度の高いものが作れました!!
(↑前回作った塗装ブース)
面倒な作業は多いですが、
それだけ満足のいく塗装ブースが出来上がりました。
完璧な塗装ブースを求める方は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか??